【ドッグトレーナー直伝】その「マテ」やっちゃダメ!正しい待てを覚えよう
こんにちは!埼玉県さいたま市北区にあるしつけ教室
Pet Life Consulting シンビオーシス
代表の岡田敏宏です!
(ドッグトレーナー・動物看護士・トリマー)
今回は犬のしつけに必要な基本的なコマンドの中でも、待てについて詳しく解説していきます!
犬のしつけにおいて、基本的なコマンドは
- おすわり
- 呼び戻し
- 待て
の3つです。
これらのコマンドをしっかりと習得することが、犬のしつけの基本となります。
本記事では、その中でも、待てについて詳しく解説します。
- 丁寧に
- 分かりやすく
説明していきます!
基本コマンドの「待て」皆さんのワンちゃんたちはどの程度習得していますか?難しければ、直接相談いただければ一緒にやり方等を伝授いたします!
待てとは?その場から動かないこと!
まず待てとはどういうものか説明していきます!
待てとは、指示が入った後に距離を開けて、その場から動かない状態が目的であるコマンドです。
しっかりと練習して身につけることで、犬の飼い主にとっても、犬にとっても大変役立つコマンドです。
しかし、待ての概念には、飼い主ごとに認識の違いがあることがあります。
このどちらかが多いのではないでしょうか?
- ご飯の前で我慢するのが待てになっている
- 動かない事が待てになっている
違いはご飯の前で我慢するのが待てになっている飼い主と、動かない事が待てになっているこの2つです。その違いを理解することで、待ての効果を高めることができます。
基本の待てで習得していくのは動かないでいられることが条件になります。
ご飯の待ては誘惑物を回避して我慢することで、待てをする前の前段階の状態だと思ってください。
そこからがスタートになります!
待ての応用方法は危険の回避にもつながります
待ては、実際の生活で様々な場面で応用することができます。
その中でも、誘惑物があるときに待つ方法があります。
例えば、おやつが目の前に置かれているときや、外を見ているときにも待てを指示することができます。
この方法をマスターすることで、犬のしつけがより効果的になります。
またリードが外れたときに呼び戻しからの待てなど緊急を要する場合に制止させることができます!
また分離不安対策としても有効になるしつけにもなりますのでぜひ習得して頂きたいです!
散歩レッスン中に、お店の近所のワンちゃんが家から脱走し道路を普通に歩いている場面があり、飼い主の呼び声も届かず追いかけるという事件も実際に最近起きました。
犬や人嫌いも拍車をかけて捕まりづらい状況でしたので、人馴れ犬慣れの必要さと必須コマンドの必要さを改めて実感しました。
事故にならず良かったですが、万が一の為にしつけは命を守る為にも必要だと確信しましたので、皆様もぜひお気を付けください。
分離不安に有効になるのは部屋の移動時や見えなくなると泣き出すなどにもうってつけです!
人が移動するとずっとついてくる状況や、部屋を移動したら吠え続けるなどの要求や分離不安がある子はぜひ相談しに来てくださいね!
「待て」の練習方法
待ての練習方法について解説します。
おすわりまたは伏せの状態で指示を出します→最初は言葉は言わずにハンドサインで手のひらで静止の動作をして1歩下がってみて動かなかったら初期位置に1歩戻り、褒めのコマンド「いいこ」を言ってからご褒美をあげます。
1歩ができたら2歩下がって2歩戻って動かなければまた褒めます。
動いたりしてしまったら、クリアした歩数からやり直します。
徐々に距離を伸ばして、部屋から出て行っても待てるようにすることが重要です。
中々言葉だけでは難しいですが、待てについて動画も上げていますのでそちらもご覧ください!
みなさんの待てが成功することを願っています!
岡田がマンツーマンで教えることも出来ますのでぜひお近くの方は、ご予約ののちご相談にいらしてください!
いつでもお待ちしております!
飼育参考書
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