【大切なお知らせ】ドッグトレーナー国際資格CPDT-KAに岡田が合格しました!


こんにちは!
埼玉県さいたま市北区にある
犬猫専門 飼育相談&しつけ教室
Pet Life Consulting シンビオーシス
代表の岡田敏宏です!
(ドッグトレーナーCPDT-KA・愛玩動物看護士・トリマー)
この度、岡田敏宏は世界基準のドッグトレーナー資格である
CPDT-KAに合格いたしましたことを報告いたします!

CPDT-KAとはcertified professional dog trainer-knowledge assessedの略で、「認定されたプロのドッグトレーナー-知識が評価されている」という意味
犬のトレーニングに関する高い専門知識とスキルを持つことを証明する国際的な資格です
日本で取得できるドッグトレーナーの資格はほとんどが民間資格で
数えられないほどたくさんあるのが現状です。
動物での国家資格は獣医師や岡田が保有する愛玩動物看護士以外に
国家資格はありませんが
国際資格として
CPDT-KAは日本で取得できる唯一の世界基準の国際資格です。
現在日本では105名しかいないドッグトレーナーの国際資格となります。
また現在はAPDTという世界最大のドッグトレーナー組織の日本団体のJAPDTに登録して現在活動しているCPDT-KA資格者は岡田含めて31人となっています。
岡田にトレーニングを教えてくださった師匠である
人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得した鹿野正顕学術博士もCPDT-KA保有者です。
テレビに数多く出演されたり、先日のインターペットでも講演され日本のトップで活躍されている鹿野先生です。
受験資格にCPDT-KA資格者の推薦書も必須で今回鹿野先生に推薦書を書いていただけました。
とても誇らしいことです。本当にありがとうございました。
著書もありますのでぜひ読んでみてください!
APDTは世界最大のドッグトレーナー組織
CPDT-KAの資格について説明していくうえでAPDTの説明からしていきます
APDT ( Association of Pet Dog Trainers ) は、1993年イギリスの著名な獣医師、作家、及びごほうびを基本としたトレーニングのパイオニアとして知られるイアン・ダンバー博士が、家庭犬のトレーナーのための教育及び交流の場として創設した団体です。約5000名の会員数を誇る世界最大のドッグトレーナー組織で、その目的は、トレーナー、その他の動物関係の職業に従事する人たち、一般大衆を教育し、イヌにやさしいトレーニングを奨励することで、人と犬の信頼関係を高めることにあります。
イアン・ダンバー博士は、以前は主流だった体罰的なトレーニングに変わり、おもちゃやおやつを使った飼い主にも犬にもやさしいドッグトレーニングを追求し、それを世界に普及させた人物です。
おやつなどを使ったトレーニングは【モチベーショントレーニング】と呼ばれます。これは現在のドッグトレーニングの主流になりつつあります。
イアン・ダンバー博士は、動物行動学の観点から見た犬の姿や思考をドッグトレーニングという分野に落とし込み、世界のドッグトレーニングの主流を変えたのです。
あのK9ゲームを考案した人物でもあります。
K9ゲームとはドッグトレーニングが楽しいゲームになった徒競走、椅子取りゲーム、ダンス、モッテコイ競争など、まさにイヌの運動会。一番大切なことは、イヌが人と一緒に暮らすために必要な資質やマナーを飼い主もイヌも簡単に楽しく身につけられることを目的として9つの異なるゲームにデザインされています。
イアン・ダンバー博士の著書もぜひ読んでみてください!
おすすめはドッグトレーニングバイブルです!
CPDT-KAはドッグトレーナー国際資格
CPDT-KA資格保持者は、科学的根拠に基づき、人道的なトレーニングを行うことが求められていて、倫理規定への署名をします。
この資格を持っているトレーナーは、犬を叩いたり、蹴ったり、チョークチェーンを使ったりなどの非人道的なトレーニングや、非科学的なものなど使わないトレーニングをして褒めて伸ばすトレーニングをしていきます。

飼い主も一緒に学びながら、褒めて共に成長できるように、最新知識も科学的根拠に基づきトレーニングしていくので岡田の考えそのものでもあります。
CCPDT誕生の経緯
CPDTのテストプログラムは、世界でもっとも大きなドッグトレーナー組織であるAPDTにより企画制作されました。APDTはドッグトレーナーという専門職の資格認定が必要であることを認識し、ペットドッグトレーナーは自己の専門知識と技術を推し量るための信用できる基準を必要とし、犬の飼い主はトレーナーを選ぶときの信用できるものさしを必要としていました。そこで、約20名の全米で著名なドッグトレーニングの専門家と行動学者が、3年の研究調査の結果、記述式試験を開発しました。同時に、APDTは試験実施に関して、公平性を期すため資格試験運営機関Professional Testing Corporationを採用しました。その後、独立した別組織CCPDTを創設し、資格認定と将来的な試験開発業務に当たることとしました。

世界基準のトレーニングの知識と技術を推し量る資格となっていて、日本ではあまり知られてはいませんが世界では有名な資格となります。日本の資格に比べてかなり膨大なデータをもとに試験が行われます。
ミッション
CCPDTはドッグトレーニングの職業の資格認定をすることで、家庭犬のドッグトレーニングにおけるプロの能力に一連の基準を設け維持することに努めます。この基準は人道的で最新の科学的知識に基づくものとします。トレーニングの実践における能力は、有資格者の再テストにより奨励維持されます。

人道的において罰やスパイクチェーンや電気ショックや体罰なども使用しない最新科学知識を基にトレーニングを実施しなければなりません。
CPDT資格
CCPDTは、すべてのペットドッグトレーナーを対象に、検定試験によって定期的に資格認定を行います。これは、個人を対象とし、特定の分野においてどの程度の実践的な知識を持っているかを確認するものです。ペットドッグトレーニング資格証明書は、高く評価されており、基本的なペットドッグトレーニングの知識の公式な判断基準となります。

日本では第一種動物取扱業の対象資格ではない資格ではありますが世界的に有名で高評価されている資格となっています。
第一種動物取扱業で【訓練】資格を取る際は岡田は公認家庭犬訓練士で取得しています。
第一種動物取扱業【訓練】とは本来しつけの指導を行うには許認可が必要となります。専門の知識を必要とすることから許認可を受けたものしか他者へのしつけ指導することが出来ません。
なのでしつけ教えてあげるねなど、認可なくお友達などに指導し、金銭や物品の受渡をしてしまうと違法となります。
CPDT 認定ペットドッグトレーナー
認定ペットドッグトレーナー試験合格者はCPDT (Certified Pet Dog Trainer)の称号を与えられ、自分の名前の後にCPDTという表示をすることが認められます。

これで岡田もCPDTの称号を掲載できます。
CPDT試験について
CCPDTは、2001年9月28日ニューヨーク州Ellenvilleで開催したのAPDT カンファレンスにおいて、第一回CPDT試験を実施しました。それ以降、全米15ヶ所で1年に3回試験を実施しています。全試験会場はニューヨークに拠点 を置くProfessional Testing Corporationにより準備運営されます。日本では年に2回、3月頃と9月頃に開催されています。
1)CPDT試験内容 最大200問の選択式記述試験 3時間 800点満点
ドメイン
I. Applied Learning Theory
II. Instructional and Teaching Skills
III. Canine Behavior, Ethology, and Well-being
IV. Professional Skills, Ethics, and Laws & Regulations

3時間に及ぶ試験時間で休憩時間もなく、ボディチェックもある厳正な試験会場でかなり時間ギリギリでの試験でした。
2)受験資格
過去3年間で最低300時間のドッグトレーニングの経験がある。
・ CCPDT
・ IAABA (Certified Dog Behavior Consultant)
・ ACABB (Associate Certified Applied Animal Behaviorist)
・ CAAB (Certified Applied Animal Behaviorist)
・ 獣医師
等の承認された専門家による署名入りの推薦状の提出

トレーニング記録を提出するのですが、300時間分記載して提出しなければならないので申請には一番骨が折れました。
今回試験を受けるにあたって、推薦状をCCPDT認定者として鹿野正顕先生に書いていただけました。
推薦状書いていただけて嬉しかったです
試験を受けるにもドッグトレーナーとして経験を積んだうえで、資格を持つ人の推薦必須でないと受験資格が取れない、ドッグトレーナーの資格の中では最高難易度となります。
CPDT資格更新
下記のいずれかの方法により3年ごとに更新ができます。
1)再度試験を受けて合格する
2)継続的に教育単位(CEUs)を取得する 資格取得後3年間で36CEUs

更新資格ですので継続的に最新知識を学ぶ必要がありますので年々資格保有者は最新知識をバージョンアップされていきます。
他のドックトレーナー資格は取ったら終わりなので、知識がアップデートされないままになってしまうのが現状です。この資格は更新資格ですので基準に満たないものは資格剥奪となります。
一定のレベルを維持または超えていかないといけないのが特徴です。
最後に
CPDT-KA取得を第一章の目標としておりましたが
今回念願叶ってこの度国際資格を取得することができました。
さらに最新知識を追求しながら進化して参りますので
皆さんのお役に立てるように精進していきます。
今後とも国際資格を取得し
世界レベルのドッグトレーナーになった岡田をよろしくお願いいたします!
Pet Life Consulting シンビオーシス
代表 岡田敏宏